「やっぱり連れて行って」
金曜日、「昨日萩原の桜めぐりに行って来た。すばらしかった。」とパンフレットを下さった方が居た。
「こんなパンフレットを貰ってしまった」と見せた。
その時はお互い、行くとか行きたいとか何も言わずに終わった。
翌、土曜日早朝、「桜見に行くか?」と言われた。最初は「行かない」と答えた。
今年はもう納めにしたつもりだった。
けれども「もしかしたら来年は行けなくなっているかもしれない」と思いなおして
「やぱり連れて行って」になった。
パンフレットで大体見に行く順番を決め、最初の所だけグーグルマップに設定して7時前に出かけた。
関金山線はコブシ街道の名のとおりまだコブシの花が残っていた。
道の駅 平成は朝から沢山の車がとまっていた。
国道41号線から途中で県道88号に入り、後は目的の桜が次々とあるので道に迷う事もなく今日の最後の桜にしようという森山神社に到着。
最初の桜の所で小耳にはさんだのが「カタクリがいっぱいある」という情報。
神社の反対側にも桜の土手があり、その下にいっぱいのカタクリに感激。
五ヶ所巡った中、「岩太郎のしだれ桜」は有名だが「永養寺」が一番よかった。
最後の神社前でエゴマの五平餅や団子を食べても未だ11時半。
さて、同じ道を帰るのも芸がないけど、高山方面へは古川まつり開催できっと混んでいるだろうからと、馬瀬川上経由でせせらぎ街道へ出る道を選択し、そこを通るなら「國田家の芝桜」を偵察しながら見物しようと提案した。
「やっぱりな」と笑われた。
去年も4月20日に美女高原の水芭蕉・朝日村の枝垂れさくら見物・國田家の芝桜とという花めぐりだった。
芝桜はやはりまだ早かった。
が、行って来たことでよしとした。
※
郡上から下道を南下するころに「さくら道国際ネイチャーランの選手が通過中です。要注意を」の電光掲示が見えた。
次々と選手が歩道や歩道のないところは車道を走ってくるのが見え、ちょうど眠くなる時間帯を彼ら、彼女らを見つけることで眠気が吹っ飛んだ。
帰宅してから調べたら名古屋城から金沢兼六園まで260㌔余りを走りぬくという過酷なレースで、朝の6時に名古屋城をスタートした選手たちが60から70㌔地点まで北上して来たところへ出くわしたらしい。
昨年は130名くらいのエントリーで棄権やタイムオーバーで除かれたのは50名あまりだったらしい。
今年は正式タイムを貰える選手は何人いるのだろう。
ちなみに昨年1位の人は24時間あまりの記録が載っていた。
車で走っても大変な距離をすごいなあと感心してしまった。