遅れてやってきた人
でもスーパー先生のレッスンなので結構人気がある。
同じスタジオの、前のレッスンが10分前に終了するのでその後に入室してマットなど位置を確保し、足指などをマッサージしたりして温めながら開始の時間を待つ。
定員23名。
広くないスタジオなので前後2列で隣と人と手足がぶつからないようにマットの先端を互い違いにするのがルールである。
時間ギリギリの人が来ると、それまでに用意出来ていた位置を又ずらしたりしなければならない。
それでも時間内なら許せるが、9日は悲惨だった。
先生が挨拶され呼吸の仕方をはじめられる頃にドアが開く。
お一人様かと思ったら続いてもう一人。
先生が「ここをもう少し寄ってあげて下さい」など言われてみんながごそごそと動き、仕切り直しである。
やっと体制が出来上がった所へ又おひとり様入室。
流石に皆から「えー?」とつぶやきの声が上がった。
先生がマットを持って「はい、これが基本の位置。左右はそれに従って前後にずらすのをやり直してください」
皮肉の意味もあるかもしれないが、遅れてきた人は中央の1等席になった。
受付では「定員になっていません」とOKが出たかもしれないが、時間前から待っていた我々は何度もマットの位置をずらしたりしたし、貴重な40分間がより短くなってしまった。
遅れてきた人はきっと居心地が悪かっただろうから次回からは気をつけるだろう。
あ、違う。
3名様の中にいつもギリギリの遅れ気味の人がいたから、あの人は直らないだろうなあ。
初夏になったらこんな青空の下、木陰でめい想したら気持ちいいだろうなあ。