自動車図書運行終了と図書館難民
数十年(大げさでなく結婚直後から借り出し、途中数年中断はあったけど)に亘り、借りる本はここでまかなっていた。
年間の利用者数やバスの維持費・人件費などを考えたのだろう。
この方式はなくなり最後の収集である。
先月、もう借りるのはやめようと思って入ったバスの中にこの本を見つけた。
本屋大賞候補作品 吉田修一「怒り」作家名から読んでみたいと思っていた本だったので最後の借りる本にした。
しかし、読みだしても自分には理解できない。
どこがよくて全国の書店員さんたちはこの本を選んだのか?
がっかりしながら無理やり目を通して終わった。
有川 浩 「空飛ぶ広報室」
以前にテレビドラマを見ていたので彼や彼女 (綾野剛 新垣結衣)の表情まで浮かんできて楽しく読めた。
そして発見は作者、有川 浩は女性だった。
新しい図書館サービスの予定は7月頃からは分館・図書室のほかに市内5か所のコミュニティセンターで予約・貸出が出来るし、返却は借りたところでなくてもいいそうである。
これらはあくまで予定事項なので変更になるかもしれない。
いずれにしろ今までは自分の足で(自転車で)本の貸し借りが出来たが、市内とは言っても僻地に住んでいるので一番近いコミュニティセンターへは4,5キロある。
7月に市立図書館のが開館してからの話なので今からあれこれ考えても始まらない。
図書館難民の愚痴をつづった。
10日からの雪が降り真冬の景色に様変わりでブルブルと震えている。
震災から4年経ったのだ。
今では何もしていない自分である。