「ハピネス」

桐野夏生の「ハピネス」を読んだ。
ハピネス


湾岸の高層マンションに住む若いママたち。
メールし合って、集まってもファッションをチェックし合い、仲良さそうでもそれぞれ秘密がある。

単身赴任でアメリカへ行っていると夫の事を話しているが、実の所は離婚したいと言って来ている主人公はマンションも買い取りでなく、賃貸であるからと一段下に見られる。

平和そうな滑り出しとは違って、次々と展開されていく思いがけなさに、最初に感じた「何とかの服で何とかのスカーフと靴は何とか」と書かれていて、
「こりゃこの人らしくない本だなあ」との感想は吹き飛ばされた。

「OUT」とか「東京島」ではダークな世界を描いて怖いという印象だったがこの「ハピネス」はそういう怖さはない。

neko
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