大江戸釣客伝

「大江戸釣客伝」 夢枕獏 作を読んだ。
大江戸釣客伝 夢枕獏


夢枕獏は「宿神」と「神々なる山嶺」しか読んだ事がないのだが、この本は新聞の書評から興味を引かれ借りた本である。

江戸時代の武士(あの吉良義央の娘婿)が書いた釣の指南書「何羨録カセンロク」が生まれた背景を書いた小説。
俳句の宝井其角や画家の英一蝶たちも登場し、釣が人をひきつけるのは何故か?など、釣好きの作者ならではの 本である。
登場人物が魅力的で、例の綱吉の生類憐れみの令で釣まで禁止され「釣りてぇよお」と悶えるような感情も、さもありなんと思わせる筆致である。


あとがきに江戸時代の釣の話を書くことになって集めた資料に「何羨録」があり、この本の作者、津軽采女を主人公に書こうと決めたが、江戸時代の釣りの体験をしていないので、体験するなら脚立釣りをしたい。

干潟に脚立を立ててアオギスを釣る。

編集者にこの釣りを体験してから連載をスタートしたいと希望し、わざわざ竹の竿を注文したが、なにせ江戸湾ではアオギスはいない。
ある県のある海でそこに通うこと3年。アオギスがやっと釣れ、地元の居酒屋で塩焼きにして食べてから連載がスタートしたという小説らしい。

脚立釣りで検索したら現在でも木製の脚立と専用のえさ箱などで釣りをしようという方々もおいでのようである。


こちらは川で子鮎釣り。これも脚立釣り?
これも脚立釣り?


neko
Posted byneko

Comments 2

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かやのたも  

釣り

夢枕獏の実際の鮎釣りはホンワカした釣りです。
釣り人でなくても、いいなあ!って思えるかも、、、

脚立、、、いただけませんよ!
お尻が痛くて、座布団でも敷かないと長時間は無理です。
生活がかかっていれば別ですが、、、

2012/07/08 (Sun) 10:51

neko  

Re: 釣り

かやのたもさん こんいちは。

> 夢枕獏の実際の鮎釣りはホンワカした釣りです。

そうなのですか。ガツガツとしていないのですね。

> 脚立、、、いただけませんよ!
> お尻が痛くて、座布団でも敷かないと長時間は無理です。

という事は釣ってみた事があるという事ですね。