ワクワクしながら読む本

12月に巡回図書で塩野七生さんの「十字軍物語」を希望してあった。

正月に塩野さんのインタビュー番組をみた。
十字軍物語のその後にもう一つ書きたいのがあると言っていた。
男性だそうである。

「自分は離婚しているので、『待っていてくれる男性がいない』と言ったら、息子が『ママは本で魅力的な男性を描いたじゃないか。彼らがあの世で歓迎してくれるよ』といいました」

そうだ、息子さんの言うとおり。
第一にユリウス・カエサルが「よく私を書いてくれた」と両手を広げて歓迎し、抱きしめてくれるだろうと思った。

1月の巡回図書で十字軍物語の1巻目が貸してもらえた。

ワクワクしながら読み始めている。

誰が十字軍というのを発したか?
誰がそれらに呼応したか?
イスラムに聖地巡礼さえままならなくなったキリスト教徒がそれらを奪回すべく立ち上がった。
その当時のキリスト教世界の現状は?
ローマ法王の権力は?

難しいこれらの事を、するすると説明しながらビザンチン帝国の首都コンスタンチノープルから海を渡って、小アジアと言われたイスラム勢力下をエルサレムを目指して戦いを続ける十字軍を描き出している。

まだほんの最初の部分しか読んでいないが、挿入されている図を見ながら地名を確認しつつ心躍らせているのである。




ずっと昔から現代も続いている宗教の戦い。

たまたま日曜版の新聞でキプロスについて載っていた。

キプロス島ではイスラム(トルコ系)とキリスト(ギリシャ系)で島が半分に分かれ国が出来てしまっていて、ニコシアという都市は両者とも首都だというので、元々城壁で囲まれた町を真半分にし、最近やっと南北通過所というところから行き来できるようになったとか。
さっきまでいたキプロス共和国ではギリシャ語とユーロダラーだったのが、歩いて門を抜けたら聞こえる言葉はトルコ語とトルコリラ。
キプロスは欧州に分類されるが北はトルコ・東はシリア・南はエジプトで、昔からギリシャ、ローマ、イスラムとさまざまな文明の影響を受けた。

と、書かれていた。

「一神教であるキリスト教とイスラム教が戦うのは永遠のテーマである」と塩野さんも言われていた。
ほかの宗教の神を認めないから起こる悲劇はなくならないのだろう。

neko
Posted byneko

Comments 2

There are no comments yet.

かやのたも  

日本人

あちらの人は一つの神様しか信じない!
純粋ですねえ!

その意味では、優柔不断な日本人でよかった!

2012/01/18 (Wed) 07:18

neko  

Re: 日本人

かやのたもさん

>優柔不断な日本人でよかった!

何でもありはやさしさだと思います。